(2015.10)再掲です
トヨタ自動車が2020年目途に自動運転車の実用化との記事を
今日の新聞、報道で目にしました。
子供の頃、漫画の一コマにあった未来の世界がそこまで来ていますね。
ただし、このblogは自動化に関する経営革新をテーマにしたものですから、
これを題材に経営者の皆様に訴えなければいけません。
・自動運転という高度な自動化が2020年に目途がつくようだ。
・すでにこの分野には、自動車メーカー以外にもIT企業などが研究開発を進めている。
・キーテクノロジーはセンサー、AI、正確な電子地図情報などだろうか。
今から5年の間に、この分野は急速に変化していくのではないでしょうか?
自動運転はやはり、高度な処理です。だからあと5年くらいはかかる。
言い換えれば、そこまで高度な要求ではない自動化要求であれば、5年かからない。
導入を考えていた企業にとっては、
今まで、技術的ハードルやコスト面で導入が困難であった「課題」が解決するかもしれません。
提供側の企業にとっては、
世にいう「外部環境」の機会到来です。もう始まっています。一方で、
製品開発の方向性と顧客ニーズの読み違えをすると、商談の機会を失うかもしれません。
さて、問題なのは、これらの世の中の動きを認識している一方で自社には関係ないと
何も手を打たない多数の企業です。
潤沢な資金を持つ大企業は放っておいても(惰性でも・・)、何とかするでしょう。
それなりに人材も抱えているでしょう。
では、中堅以下の企業はどうすればよいのでしょうか?
兎に角、経営陣の意識を変える必要があるのでしょう。
細かい技術やら、言葉などは後回しでいいのです。「ルールが変わりつつある」。
それを啓蒙するのも自分のミッションだと思っています。