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(2015再掲)従業員への説明をおろそかにしてはいけない

<2015.9>再掲です。

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技術の進歩によって数年前までは困難だった新しい「自動化」の形が
次々と表面化してきています。

このような変革の時期においては従来型の「仕事」が無くなってしまうということが
往々にしてあります。

つまり、労働者にとっては「職を失う」恐れがあるわけです。
生活がかかっているのですから、そのような兆しを感じたら心理的な抵抗が働くことでしょう。
ここで、経営者と利害が衝突することになります。

かつて、産業革命の時代に「ラッダイト運動」という出来事がありました。
機械に取って代わられた労働者が、憎むべき機械を叩き壊すというものです。
歴史で習った方も多いと思います。

流石に、ここまで極端なことにはならないと思いますが、心理的には似た状況になるのではないでしょうか?
現代のラッダイト運動がどのような形で表面化するのかはわかりません。

しかし、自動化に限らず数々の業務改革が頓挫するのは、経営者の方針と現場の心理的抵抗が
摩擦を生むことから生じているのでしょう。
従って経営者は、このような業務革新を行う場合には、現場に対して十分な説明をしておくことが求められます。
機器の導入業者はあくまでも導入が仕事です。企業内部のことまでは見ることはありません。
(現場への説明を丸投げされても困るというのが本音です)
このような場合においても、専任のコンサルタントであれば事前に手を打つことにより、障害を未然に防ぐことが
できるでしょう。

具体的なアプローチまでは記載しませんが、決しておろそかにしてはいけないプロセスなのです。
自動化コンサルタントは技術だけの専門家ではなく、組織全体も俯瞰してクライアントの成功を実現するために有るのです。

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